ゆめうつつ

刀剣乱舞・文豪とアルケミスト関連の二次小説。主にコメディ中心。

2017-01-07から1日間の記事一覧

写しの刀 ~ソハヤ・山姥切~

「現在まで連隊戦を戦ってみたところ、第一部隊は第七局まで、第二部隊は第八、九局、そして第三部隊は敵大将のいる第十局という体制で戦えば無理なくこなせそうだ。そのため空となった第四部隊には現在本丸でも最も低い練度の刀と来たばかりの刀を配置して…

妖異 ~にっかり・石切丸~

冬の夕暮れは早い。太陽がもうすぐ沈むだと思ったらもう空は夜に包まれ紫紺に染まろうとしている。 夕の刻限は現実と異界との境界が淡いになる。この頃になると人が人でなくなったうつろわぬ者達が迷い出でる。 ただの者ならば見ることはない。だが一度彼ら…