「僕が隊長で本当にいいのかな」 何もない空き地を先頭に立って踏みしめた小夜左文字が足元を見ながらぽつりとつぶやいた。 進んだ先はまたはずれだ。選ぶ道は今日もどうも引きが悪い。昨日だって二回は江戸城の最奥まで到達できずに、本丸へと引き戻された…
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